アッテネーターの真の使命はスピーカーネットワークの仲介役!

音量調節に利用するパーツと思っている方が多い「アッテネーター」。その外観もボリューム調整パネルとよく似ていて、確かにつまみを回せば音量を上下することが可能になっています。しかし、アッテネーターがオーディオに果たす役割とは、決して単純なボリューム調節にあるのではなく、各ユニットが出す音のバランスを整えてくれることなのです。すべての音域をカバーするフルレンジシステムから、各ユニットをいかにつなげて最高のパフォーマンスを追求するマニアの域に入ったあなたには、アッテネーターはとても重要なパーツなのです。

アッテネーターの役割とは?

出典:pixabay.com

結論からいえば、アッテネーターとは「バランスのよい音」に調節してくれるパーツです。

例えば左右のフロントスピーカーのボリュームレベルに差がある場合、ボリュームが大きい方のスピーカーの信号を減速させて(つまりインピーダンス補正が必要な側のスピーカーに干渉してインビーダンス不整合を緩和してくれる)、ネットワーク上のスピーカーのサウンド微調整を行ってくれるのです。

アッテネーターは決してボリューム調節だけのパーツではないんですよ!

アッテネータはどんな時に活躍する?

フルレンジスピーカのように音楽信号の全周波数帯域(低音から高音まで)を、1本のスピーカでカバーする場合と異なり、2WAY、3WAYネットワーク構築の場合は各ユニットのバランスを取らないと各スピーカーから全く違う音量、工程オンバランスになってしまうことが起きてしまいます。

例えば、低音域を受け持つ「ウーファー」と高音域を受け持つ「トゥイータ」のそれぞれの再生帯域にの音量に何dBも相違が発生した場合には、アッテネーターを取り付けて能率を合わせてバランスを取る、といったようなケースです。このような場合に抵抗減速としての役割をアッテネータは一手に担ってくれるのです。

そして、一番確実にバランスを合わせる方法は可変抵抗タイプのアッテネーターを使って、実際に音を聞きながら調節する方法でしょう。しかし、まず理論ありきで「求めた計算値にて音を検証していきたい」という場合は固定式のアッテネーターに値を設定していきます。

スピーカーネットワークの2WAYと3WAYって何が違う?

2WAY:周波数帯域を低域と高域に分割したもの
3WAY:周波数帯域を低域、中域、高域と3つに分割したもの

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