
お風呂から上がってすぐにドライヤーを使わずにしばらく過ごしてしまったり、つい自然乾燥をしてしまうこともあります。また髪の毛のダメージは熱によるものだという知識から、自然乾燥のほうが髪に良いのではないかと敢えて自然乾燥にしている人もいます。ドライヤーを使った場合と自然乾燥の場合ではどちらが髪にとって良いのかを検証してみましょう。
髪の毛のダメージの原因
髪の毛は外気にさらされることが多く、セットなどでのダメージを受けることもあり、ダメージの原因は様々です。一つずつダメージの原因をチェックしていきましょう。
■紫外線によるダメージ
皮膚が日光を浴びて焼けたり真っ赤になってしまうのと同じように、髪の毛も紫外線によってやけどをしたような状態になることがあります。紫外線を髪の毛が浴びることによって、髪の毛の表面のキューティクルがダメージを受け、髪の毛の色素が抜けてしまいます。
■熱によるダメージ
ドライヤーやブローだけではなく、髪の毛をセットする時のヘアアイロンやカーラーなどによっても髪の毛はダメージを受けています。髪の毛はタンパク質で構成されているため、熱でタンパク質が変性してしまい、髪の毛が硬くなったり固まってしまうことがあります。
■摩擦によるダメージ
強い力や髪に合わないブラシでのブラッシング、またタオルドライをするときに強い力で髪の毛を擦ることによって、髪の毛が摩擦による物理的ダメージを受けてしまいます。
■カットによるダメージ
髪の毛を切った際には、髪の毛には断面が生じるため、髪の毛の内部組織がむき出しになってしまいます。このことで髪の毛の中にある水分や栄養素が出て行ってしまい、乾燥やパサつきの原因になることがあります。
■ヘアカラー・パーマによるダメージ
ヘアカラーやパーマは化学薬品を使って髪に変化を与えるものなので、確実に髪の毛にダメージを与えるものです。とくにブリーチは髪の毛の色素を抜いていくものなので、髪の毛の内部の色素だけではなく栄養素も流れ出てしまい、髪の大きなダメージにつながります。
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