
髪のスタイリングをする際、自由にアレンジができることから今やオシャレをするときに欠かせないのがヘアアイロンです。とは言っても、ヘアアイロンにはいろいろな種類があるため結局どれが髪にやさしいのか、効果が高いのかが分からないという方も増えています。プロが選ぶことの多いセラミック製のアイロンの特徴をチェックしながらどんな人に向いているのかを確認していきましょう。
セラミック製ヘアアイロンの特徴

■特徴1:素材
多くのヘアアイロンは、髪をスタイリングするために熱を与える部分がチタンなどの金属性になっていることがあります。金属は熱の通りが早いというメリットがありますが、髪のすべりが良くないこと、また髪へのダメージが大きいというデメリットもあります。
そこで金属部分をセラミックでコーティングしたり、加熱部分がすべてセラミック製になっているヘアアイロンが登場しました。セラミックは金属ほどではないものの、熱伝導が高く均等に熱が伝わるという特長からも髪を極力傷めずにヘアアレンジができるものです。

しかし、セラミック製として売られているヘアアイロンの中でも、金属の上にセラミックがコーティングされただけのものやセラミック100%の製品などの違いがあります。
単にセラミックのコーティングがされているだけの商品は安価なものが多く、セラミックが剥がれてしまって結果的に髪にダメージを与えてしまったり、買い直さなくてはならないというトラブルも起きています。
一方セラミック100%の製品は購入時の値段は割高になりやすいものの、セラミックが剥げる心配がないため長期的に見ると買い直さずに済むなどのメリットがあります。購入を検討しているセラミック製の商品がある場合には、セラミックのコーティングなのか、セラミック100%なのかを確認して購入するようにしてください。
■特徴2:ダメージの少なさ
プロの間でも、セラミック製を使う方とチタン製を使う方で意見が分かれるポイントではありますが、ヘアアイロンでヘアアレンジをする際には、高温で素早くスタイリングを行うほうが髪のダメージが少なくて済みます。
高温になりやすく手早くセットができるチタン製のものを使う場合には必ず髪の毛を熱から保護するトリートメントやスタイリング剤を使って髪の毛を保護しましょう。
セラミック製のヘアアイロンを使う場合には、チタン製のヘアアイロンに比べて髪へのダメージが少ないものの、できるだけ髪の毛をダメージから守るためにもトリートメントやケアはしっかりと行うようにしてください。
■特徴3:マイナスイオンの発生
ヘアアイロンの中には、マイナスイオンの発生する機能の付いた製品も増えてきています。
髪の毛や頭皮の乾燥、ダメージを進める原因になるプラスイオンは静電気やドライヤーの熱、パーマなどによって発生します。マイナスイオンは発生してしまったプラスイオンを中和し、髪の毛のダメージを抑えて乾燥などを防いでくれる効果があるのです。
セラミック素材は熱を伝えた時にマイナスイオンが発生する素材なので、マイナスイオンの発生装置を付けなくてもマイナスイオンの効果をもたらしてくれます。
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