
梅雨!この時期はあじさいがきれいですし、徐々に秋になっていく感覚がいいですよね。しとしと降る長雨も、和室から見ると風流にさえ感じます。しかし、それと同時に悩まされるのが「和室のカビ」。特に畳のカビには頭を悩まされます。畳にカビを生やしたくない!予防、対策をしたい!そんなあなたのために、今回は和室のカビ対策についてご紹介します。除湿機をフルに活用して、カビに悩まされていた日々からおさらばしちゃいましょう!
カビの発生する原因
6月~8月の梅雨の時期、この2ヶ月間は一番カビが発生しやすい時期です。カビは、ある一定の温度と湿度と栄養、これら三要素がそろったときに大量繁殖します。三要素のうち1要素でも環境を改善できれば、カビが発生する確率は格段に下がるでしょう。
では、それぞれの要素について、除去のしやすさを確認していきましょう。

■温度
まず、温度です。
カビが繁殖しやすいのは、20℃~28℃の温度帯だといわれています。しかし、我々人間にとっても、カビと同じ温度帯は快適な温度環境です。それゆえ、温度調節によってカビを殺すのは難しいでしょう。
和室だけをかなりの低温設定にしておくというのも考えられなくはありませんが、外気の温度なども考えて、非現実的と言えましょう。

■湿度
次に、湿度です。
カビが繁殖しやすいのは、湿度が75%以上の場合だといわれています。湿気については、除湿機などで除去することが可能ですので、湿度調整によってカビを除去することは可能です。
特に6月〜8月の梅雨の時期は、外気と同様に室内も非常に高温多湿になりがちです。換気で除去するには限度があります。やはり除湿機など機械に頼るのが吉と言えます。

■栄養
最後に、栄養です。
カビが繁殖しやすいのは、よごれやほこりなどがたまっているところだといわれています。よごれやほこりは、掃除をしっかりと行うことで除去可能・・のように思えますが、間違いです。和室の場合、畳自体がカビの栄養分となってしまうのです。それゆえ、栄養分を完全に除去することは不可能だといえるでしょう。
つまり、カビを発生させないようにするには、除湿機で除湿するしか手がないのです。
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