
長年同じノートパソコンを使っていると、さまざまなソフトをダウンロードしたり、音楽データや写真データが溜まっていったりして、ハードディスクがいっぱいになっていきます。 このハードディスクの容量を増やそうと、むやみにパソコン内のファイルを削除してしまうと、動作トラブルが起こる可能性があります。 そのため、今回はそういった事態にならないよう、安全にハードディスクの容量を増やす方法について紹介いたします。
不要なファイルをどんどん削除する
まずハードディスクの容量を増やすもっとも簡単な方法は、不要なデータやファイルをどんどん削除することです。
ゴミ箱にファイルが残っている場合は、こまめにゴミ箱を空にしましょう。
■Tempフォルダをきれいにする

また、Cドライブ内にある「Temp」という残存ファイルを削除することも有効です。
この「Temp」とは「Temporarily(テンポラリー)」の略であり、一時的に保存されたファイルが入っています。
このTempフォルダの中にあるデータを削除するだけでも数GBの空き容量を確保できる可能性があります。
特に、インターネットから画像などをダウンロードすることが多い人は、Tempフォルダに残存データがたくさん残っている場合があります。
このTempフォルダは以下のようなものがあります。
C:\WINDOWS\Temp
・WindowsVista以降
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp
・WindowsXP以前
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temp
このようなTempフォルダは、パソコンに画像やデータなどのプログラムなどをインストールした時に、圧縮されているファイルを展開する場所として使われています。
このTempフォルダ内で一度展開されてから、指定した保存先にファイルが保存される仕組みであり、いわば作業台の役割をしているのです。
なので、インストール作業が終了すれば、Tempフォルダ内のデータを削除しても問題ありません。
■インターネットの一時ファイルをきれいにする

インターネット上で画像を取り込んだり、一度開いたりしたページなどは一時ファイルに保存されています。
ですので、頻繁にインターネットを使用してさまざまページを閲覧している人は、この一時ファイルが大量に残っている可能性があります。
・Vista以降
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Microsoft\Windows\Temporary Internet Files
・XP以前
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temporary Internet Files
フォルダオプションを使って、一括削除しましょう。
気になるカテゴリから人気記事をチェック! [カメラ] [ガジェット] [キッチン] [スマホ] [パソコン] [映像・オーディオ] [生活家電] [美容・健康] [美容家電]