電子式血圧計と水銀タイプの血圧計、それぞれの使い方と特徴比較

家でも気軽に血圧が測れるようになったのは、電子式の血圧計が開発されたことによるところが大きいと考えられます。ただ、それ以外にも、「水銀を使った血圧計」というものがあることをご存じでしょうか。今回は、この水銀タイプの血圧計と電子式の血圧計の違いや使い方の差、これからの血圧測定機器の方向性についてお話していきます。

水銀タイプの血圧計と電子式の血圧計、何が違う?

出典:www.todayifoundout.com

まず、水銀タイプの血圧計と電子式の血圧計の違いについてみていきましょう。

測定方法

・水銀血圧計
ガラス管と水銀を使って血圧を測定する仕組みであり、目視で確認します。血圧を測るために必要なものは、「コロトコフ音」と呼ばれるものですが、これの音を聴診器で聞きながら、水銀の動きを見る、という形で測定が行われます。

・電子血圧計
電子回路を使って測定する、というメカニズムをとっています。

使用される場所

・水銀血圧計
水銀タイプの血圧計は、医療機関でよく使われるものです。水銀タイプの血圧計を持っている病院の数を調査したとき、77.3パーセントの病院に水銀タイプの血圧計がみられました。

・電子血圧計
一般家庭においては水銀タイプの血圧計は使用されず、この電子式血圧計が使用されています。

長所

・水銀血圧計
この水銀タイプの血圧計は、もっとも正確に血圧を読み取れると言われており、これで測ったものが正しい血圧の数字である、と考えてよいでしょう。病院によっては、「電子式も使用しているが、それで異常値が出た場合は水銀タイプの血圧計で測り直す」としているところもあり、その有用性は折り紙付きです。

・電子血圧計
電子タイプの血圧計のもっとも大きな特徴は、その「簡便性」にあります。水銀タイプの血圧計の扱いには医療知識が必要となりますが、電子タイプの血圧計の場合、医療的知識のない人でも血圧を測ることができるのです。

短所

・水銀血圧計
水銀タイプの血圧計は、非常に高い精度を誇るものの、その扱いには熟練の技を要します。まったく医療的な知識がない人であり、かつ慣れていない人の場合は、水銀タイプの血圧計で正確な数字を読み取ることは非常に難しいと言わざるを得ません。

・電子血圧計
その簡便性の裏で、水銀タイプほどの正確性がないのが難点です。現在は電子タイプの血圧計も進歩しており、きちんと測ればほとんど誤差は生じないとされてはいますが、上腕で測った時と手首で測った時とでは数字が違う、などの問題点も指摘されています。




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