スピーカーの「クロスオーバーネットワーク」ってどういうもの?

自宅や外出先、運転中など息抜きとして音楽は欠かせないですよね。 自分にとって好きな音楽を楽しむためには、スピーカーを含めた音楽機器が必要です。 カーステレオを選ぶ際に、クロスオーバーという単語を聞いたことはありませんか? クロスオーバーの仕組みを知って、より良い音質で音楽を楽しみましょう。

「クロスオーバー」ってどういうもの?

出典:encrypted-tbn3.gstatic.com

音域の分け方

音声にはそれぞれ音域がありますが、この幅広い音域を再現するために、「クロスオーバーネットワーク」というものが必要となります。

高音域:ハイレンジスピーカー、ツイーター
中音域:ミッドレンジスピーカー、スコーカ―
低音域:ローレンジスピーカー、ウーファー
超音域:スーパーウーファー、サブウーファー

音域はこのように分けられており、それぞれ専用のスピーカーを使うことで音を再現しています。

音域のかぶる部分が「クロスオーバー音域」

この時に、各音域の境界が被る部分のことを「クロスオーバー音域」というのです。

クロス=交差してオーバー=被る部分であり、音のつなぎ目のことです。

このクロスオーバーは、それぞれのスピーカーごとにきちんと設定をしておかないと、2重で音が出ている音域が広くなりすぎてしまったり、また被る音域の片方だけが逆位相になっていたりするとお互いに音を打ち消してしまいます。

そのため、被っている音域部分が聴こえなくなってしまったり、その周辺の音全てが欠落したりしてしまうのです。

出典:us.123rf.com

たとえば、全ての音域を一台でフルカバーすることができるフルレンジスピーカーであれば、それぞれの音域を担当しているコーンが複数に分かれていたとしても、スピーカー内でクロスオーバーが設定されているため、必要はありません。

しかし、スピーカーを複数でそれぞれの音域を担当させようとした場合は、音域同士が被ってしまう度合いが大きくなりすぎないように、適度な設定が必要となるのです。

クロスオーバーのバランスが重要

音域がクロスオーバーをおこしている部分は、いわば音の端っこです。

この端の部分の音域は音が少し小さくなる傾向があるので、周波数ごとに厳密に区切ってしまうのではなく、ある程度クロスオーバーをさせることでお互いを補い合って、バランスの良い音質に設定します。

逆にクロスオーバーさせすぎてしまうと、音が重なることでくどくなるので、音楽を流していても音が欠落しない程度、なおかつしつこくなりすぎない音域で被せることが求められるのです。

設定を行う際は、自分の耳で聞いて一番心地よく感じるあたりに設定をしましょう。

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