Macでボカロ(VOCALOID)に挑戦する前に知っておきたいこと

2003年に発売されたヤマハのボーカロイドはDTMの世界に革命を起こしました。DTMとはデスクトップミュージックの略で、PCで音楽を作る作業、及びそれを行うためのソフトウェアを指します。それまでDTMで音楽を作ったとしても当然それを実際に歌うのは生身の人間でした。プロの音楽家ならば歌手に提供、個人が趣味で作った音楽ならば自分で歌ってみたり友達に歌ってもらったりする程度でした。しかしこのボーカロイドソフトは自分で作った音楽を擬人化されたボーカロイドが歌ってくれるという画期的なDTMソフトなのです。

ヤマハが開発したボーカロイド

出典:weekly.ascii.jp

ボカロとはボーカロイド(VOCALOID)の略です。ボーカロイドは楽器販売で著名なヤマハが開発した音声技術でありボカロはその技術を応用したPCソフトを指します。ボカロは自身で作曲したメロディーラインや歌詞を入力し、それがソフトにサンプリングされた人間の声で合成できるというものです。サンプリングされている人の声はキャラクターとして擬人化されており、もっとも著名なボーカロイドである【初音ミク】はこのソフトを扱ったことの無い人でも知っている人は多いでしょう。

ここまでの解説でもボーカロイドが一体どういったソフトなのか感覚的に理解できないという人もいるでしょう。ボーカロイドとはようするに自身で作詞作曲した曲を擬人化されたボーカロイド、初音ミクが歌ってくれる、というものです。自分が作った歌をまるで生身の人間のような声で歌ってくれるということは当時、かなり斬新で画期的であり、音楽編集をあくまで趣味の範疇で楽しんでいたユーザーにとってはとても衝撃的な感動体験でした。

ボカロは当初、Windowsのみに対応

このボカロソフトは2003年に商品化され、それ以降、アップデートやフルモデルチェンジを繰り返しましたが、Windowsのみに対応でした。そしてついに2013年にはMacにも対応しました。Macはクリエーター系のソフトが充実しているためにCG作成や音楽編集をPCで行いたい場合はよく選択肢に入るOSです。そのためヤマハも当初、ボーカロイドはMacOSでの開発を考えていたようですがOSシェアの市場を考慮し、Windowsをプラットフォームに選択したという経緯があるそうです。

その判断が功を奏したのかどうかはあくまで結果論ですが、初代ボーカロイドの初音ミクは爆発的なヒットを記録し、その勢いは当時の社会現象の一つに数えられるほど多くのメディアに取り上げられました。

2013年にWindows/Mac両対応の「VOCALOID Editor for Cubase NEO」が登場

出典:data.yamaha.jp

長らくWindows対応のみだったボーカロイドですが2013年の8月にリリースされてボカロソフトの新作である「VOCALOID Editor for Cubase NEO」はWindowsとMacの両OSに対応しています。このタイミングに合わせて未だに人気の根強い「初音ミク」の新バージョンをMac対応でリリースすることが決まりました。

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