
パソコンのOSといえばWindowsかMacですが、シェアは圧倒的にWindowsの一強です。なぜWindowsが圧倒的なシェアを占めているのか?それは一番使いやすく、多くの人に愛用されているからだろうと誰もが思うようです。 ではMacは使いやすさでWindowsに劣るのでしょうか?実はそんなことは全くありません。今回はMac OSの特徴や使いやすさに重点をおき、Macの魅力をご紹介します
Windowsの圧倒的なシェアの理由は?

出典:www.tntpc.jp
■Mac OSはもともと一般向けではなかった
Apple社が2000年代初頭にiPodやiPhoneなどのヒット商品をリリースして、世間一般に大きく注目されるまでの間、Mac OSは一部のPCマニアとクリエーターが使うOSとして認知されていました。
クリエーターが愛用する理由はAdobe社が開発した画像編集ソフトなどはMac OSでしか使えなかったからです。
Adobe社が提供するPhotoshopやillustratorは元々Macでしか使えないソフトでした。そのため画像編集や動画編集を生業とする人や趣味にする人はMac OSしか選択肢がなかったといえます。音楽編集ソフトの定番であるSoundbooth(サウンドブース)も同様です。
■Windowsの高シェアはMS Officeのおかげ
現在は一般企業でもPCを使って仕事をするのは当たり前ですが、これはPCのOffice系ソフトを使う必要があるからです。
(OfficeはMicrosoft Officeのことで、提供しているのはMicrosoft社です。)
このMS OfficeがMacでも使えるようになったのは1990年頃のことです。この時点でOSのシェアは圧倒的にWindowsに傾いており、それが現在に至ります。
このような歴史的背景があったためWindowsは現在の地位を揺るぎないものとしているのです。つまり数十年に渡るシェア争いはソフトの需要という要素が大きく、OSの使いやすさでついた差というわけでは無いのです。
ちなみに現在ではMS Office系ソフトもAdobe系ソフトも両OSで使えるほか、Macは独自のOfficeソフトを提供しており、MS Officeとの互換性もあります。
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