3Dプリンターで使うABS樹脂について紹介!ABS樹脂のメリット・デメリット

3Dプリンターで出力するものの素材として使われるのがフィラメントと呼ばれる素材です。フィラメントには種類がありますが、家庭用の3DプリンターではABS樹脂が多く使われています。ABS樹脂はプリント後の加工に強く、扱いやすいフィラメントです。温度が低下すると収縮しやすいので、プリント中に収縮が始まることを予め計算して設計する必要があります。ここではABS樹脂を使用して3Dプリンターを使うときに注意したいポイントをまとめてお伝えします。

ABS樹脂とは

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ABS樹脂とは3Dプリンターの出力時によく使われるフィラメントです。硬度と粘着性と強度が高く、加工に強い素材です。家庭用3Dプリンターの多くはABS樹脂に対応しているので、初めての3DプリンターでABS樹脂を使用する方も多いでしょう。ABS樹脂は丈夫な素材なので大抵の出力に対応できます。

加工するのに向いている

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ABS樹脂を加工するときには、サンドペーパーや紙やすりでこする方法の他、アセトンを使って溶解加工をすることもできます。アセトンとはマニキュアの除光液で使われる薬剤です。

ABS樹脂は温度が下がると縮む性質があるため、初心者の人には太めのフィラメントでだいたいの形を作り、後加工にて完成形に近づける方法を取ると失敗が少ないでしょう。はじめから、3Dプリンターで完璧な形を作ろうとするのは失敗の元です。出力後の加工がしやすいことで、出力時に発生した段差をこすって滑らかにしたりすることも可能なのでABS樹脂を使う人もいるようです。

細かい加工・屋外に出すものには不向き

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前述のとおり、縮みやすい性質を持つABS樹脂では、あまり細かく凸凹の少ない模様を出力するのは向いていません。収縮等で想定していた寸法とズレが生じる可能性が高いからです。凸凹の大きい模様であれば、3Dプリンターで出力することができるでしょう。

また、耐候性が弱いので、屋外に長期間放置するようなものの出力には向いていません。屋内でも車の中など高温になりうる場所に置くものも不向きです。ですが、屋内で、一般的に人間が生活する室温の範囲であれば、どのような用途でも使用可能です。幅広く日用品として使用できる素材です。

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