メンテナンスしないと危険!プロジェクターのフィルターを大切に扱おう

明るい光源で大画面に鮮明な映像を実現するプロジェクターですが、小さなボディに大出力を詰め込んでいるという事は、それだけ熱がこまるがゆえの冷却システムと、そのメンテナンスが必要という事でもあります。

フィルターのメンテナンスが必要な理由

高熱を発する

出典:projector-navi.com

大画面に鮮明な映像を投影するため、強力な光源を持つプロジェクターですが、その光源を持つがゆえに内部では猛烈な高熱を発しています。最近は光源にLEDを用いるプロジェクターも増えてきたので、従来型の高熱水銀ランプを光源としているものに比べれば、発光そのものでの発熱はそれほど多くありません。

しかし、それは光に熱がこもっていない(手を当てても熱くならない)というだけの話で、LEDの素子や電源部は「ヒートシンク」と呼ばれる放電板を通して高熱を発している事には変わりが無いのです。

全体に熱がこもってしまう

出典:projector-navi.com

LEDの例でもわかるように、光を発する部分以外でも高熱になるという事は、他の内部機器も電気抵抗で十分に発熱するという事でもあります。LCD方式やLCoS方式のように液晶式のプロジェクターなら液晶の電源部の熱がこもりますし、それを使わないDLP方式でもコンパクトボディであるがゆえに熱がこもりやすくなります。

言わばプロジェクターの熱問題はパソコンと同質のものがあり、だからこそ放熱板や冷却ファンを使った排熱は非常に重要なわけです。

排熱の冷却ファンがホコリを呼ぶ

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それどころか、強烈な光源と、それによる熱源を持つプロジェクターの場合は、発する熱がパソコンどころではなく高熱になります。そのため冷却ファンも起動と同時に轟々と音を立てて回るわけですが、そうなりますと空気の流れにより、プロジェクター内に大量のホコリを呼び込む事にもなるのです。

パソコンでも同様の問題があるため、デスクトップパソコンなどではメンテナンス用のハッチを開けてエアスプレーでホコリをはらったり、掃除機で吸い取ったりします。それどころか、プロジェクターの場合は強力な冷却ファンによる循環能力の高さと高熱により、問題はより厄介です。

例えば、付着したホコリで精密な電子機器が壊れるのはもちろん、場合によっては高熱になった光源によりホコリに火がついて燃える事だってあります。

不可欠な防塵フィルター

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低出力で安価ゆえ、使い捨てに近いようなモバイル用プロジェクターはともかく、本格的なプロジェクターであればどの機種でも備えているのが「防塵フィルター」です。

これによってプロジェクター内部に大量のホコリが吸い込まれるのを防いでいるのですが、先にも書いたように強烈な冷却性能を持つという事は、それだけフィルターに付着するホコリが多いという事でもあります。そのため、防塵フォルターの定期的な清掃や交換はプロジェクターを使う上で不可欠と言えるでしょう。

防塵フィルターのメンテナンスを怠ってしまうと…

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もし、防塵フィルターのメンテナンスを怠った場合にはどうなると思いますか?実際のトラブル事例ですが、ある日突然プロジェクターから「ボンッ!」という音がしたのと同時に、モクモクと白煙が発生したという事がありました。

破裂音の直接的な原因は光源の発光部が破裂した事でしたが、なぜそのような事が起きたかと言えば、内部温度の上昇によるものです。そのケースではプロジェクターの使用者が防塵フィルターのメンテナンスを怠っていたために目詰まりを起こしてしまい、冷却ファンをいくら回しても外気が満足に吸引できない状況でした。

そうなると排熱効果も制限されるので内部温度が急激に上昇し、光源の破損に至ったというわけです。そうなるとプロジェクターが使用不能になるだけでなく、光源の交換で多額の費用がかかってしまいます。

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