機械式腕時計のネジ巻き方法とその仕組み

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時計には大きくわけてネジ巻きで動くタイプと電池で動くクォーツ型タイプ、そしてデジタル時計の3種類に分類されます。これは腕時計も同様であり、もっとも歴史の古いのが今回解説するネジ巻き式です。ネジ巻きは文字通りでネジを巻いて動くというアナログな仕様です。現在では電池で動くクォーツ型とデジタル時計が大半ですが未だにネジ巻き式腕時計も生産されています。便利なのはクォーツ型やデジタル時計で間違いありませんが、ネジ巻き腕時計にはクォーツ型屋デジタル時計には無い魅力に溢れています。

ゼンマイを巻き上げて動くネジ巻き式時計

ネジ巻き式時計には必ずゼンマイを巻き上げるためのリューズ(竜頭とも表記します)があり、リューズを時計回りに回すことでゼンマイが巻き上げられて時計が動く仕組みです。反時計回りに回してゼンマイは巻き上げられません。

出典:www.seiko-watch.co.jp

ゼンマイには当然巻き上がる限界があり、限界まで来るとリューズの回転が固くなります。そうなった時、力任せにそれ以上巻き上げると故障の原因となるため注意が必要です。そのためリューズを巻き上げる時は程よい力で巻きが上がりの限界を確かめながらゆっくり巻くのがコツです。

個体差はありますが完全に巻きが上がったら、一般的に40時間程度は動き続けます。ネジ巻き式のアナログ時計は24時間で2~3分狂うのはザラです。前後3分程度の狂いなら問題無く作動しているという認識です。

24時間で5分以上狂う場合は精度の劣化と判断される場合が多く、メンテナンスに出すことが推奨されます。ネジ巻きのアナログ時計でどこまで正確に時間を刻むかは制作した職人の技術に依る所が大きく、一流の職人が手掛けたものならリューズを最大まで巻き上げれば70時間以上動くものもあり、狂いは24時間で1分以内という逸品も存在します。

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