スピーカーケーブルの「規格」ってよく分からない…そんな方に知ってほしいこと

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スピーカーケーブルの構造

出典:image.rakuten.co.jp

単線などの例外もありますが、スピーカーケーブルのほとんどは導体が複数本の撚り線になっています。

音楽信号と一言で言っても周波数帯域によって信号が通る道も違い、低域は導体全体を流れますが、高域になるほど導体の表面を流れようとします。

つまり、同じ断面積の場合は細い線を集めた製品ほど高域が流れやすくなるということになります。ケーブル全体も柔軟で扱いやすいケーブルにできることも利点です。

しかし、柔らかい撚り線は振動に弱く、より厳密な振動対策が必要となります。

けれど、最終的な音質は構造以外の要素も多く関係するため、一概に「こう!」とは言えない所がオーディオの複雑さです。

また、こういった標準的な構造にとらわれない高度な理論を駆使したハイエンドケーブルも存在します。

平行型

出典:www.diyparks.com

もっとも一般的な構造で、安価な製品はほとんどがこの構造を採用しています。

構造が簡単で量産しやすく、導体の太さや本数、撚りの強さ、外部絶縁体素材で自在に音質コントロールができます。

音質の傾向としては、明るく元気のよい、華やかな傾向が多いです。

ツイスト(対撚り)型

出典:pbs.twimg.com

対角線の導体がお互いに影響しあう力を、互いに撚り合わせる事で中和し、高域の特性を安定させることができる優れた構造です。

外来ノイズに対しても安定度が高く、中級モデルからハイエンドモデルまで最も多く採用されている構造と言えます。
音質の傾向は平行型よりも落ち着いていて、比較的滑らかでマイルドな音質となります。

スターガット(4芯)型

出典:dcb3c1dqt8tif.cloudfront.net

対角線方向の一対をそれぞれ並列に接続して使用する構造です。

プラスとマイナスの相互の力の中和作用が、ツイスト型よりも更に強くなり、4本の導体を使うことで外径に対して導体断面積が多く使えます。

また、1本の線で「バイワイヤリング接続」として、一対を高域と低域に分けて使用することも可能です。
音質の傾向は基本的には低域がスケール感に優れ、重心の低い安定した音になります。



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