
エアコンは部屋の空気を吸って内部で温かくしたり冷やしたりして部屋へ戻すという循環をしています。そのため使用しているとどうしてもエアコンの内部には汚れが溜まってしまうので、定期的なお手入れが必要です。カビやホコリの汚れなどを水洗いできれば清潔に保ちながら運転することができるのですが、水洗いをすることができるのか、その他にはどのようなお手入れ方法があるのかをチェックしていきましょう。
エアコンの空気循環と汚れのしくみ

出典:www.eakon.jp
■ホコリの付着
エアコンは室内設置する室内機と、ベランダなどの室外に設置する室外機の2つで1セットになっています。室内機は部屋の空気を吸い込み、内部にある熱変換機で吸い込んだ空気を暖房時にはあたため、冷房時には冷やし、除湿モードでは湿気を取ってから部屋へ戻しています。
空気の流れとしては、まず吸い込み口から空気を吸ってフィルターを通し、ホコリやゴミなどをろ過してから内部へと送り込み、空気の送風時には内部のファンで風の流れを作ってから部屋へと送り出しています。
そのため運転をするとかならずエアコンのフィルターにはホコリなどのゴミが溜まってしまいますし、フィルターでろ過しきれなかった細かいホコリは内部の熱変換機やファンなどに付着してしまいます。
ホコリが付着すると吸い込んだ空気を部屋に戻す時に汚れた空気を出してしまうだけではなく、エアコンの運転効率も落としてしまいます。
■水垢など
エアコン内部にある熱変換機は気化熱を利用して空気の温度を調節しており、冷房運転時には必ず内部に水が発生してしまいます。発生した水は熱変換機の下にある受け皿に溜まり、ドレンと呼ばれる排水ホースで室外へと排水されますが、受け皿やドレンには水や水を吸ったホコリが溜まりやすいのです。
しかし汚れを溜め込んだままにしていると、カビや雑菌の温床になってしまい、送風時に汚れなどを部屋中に撒き散らすことになってしまうため、定期的な掃除やメンテナンスが必要になっています。
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