掃除機の歴史を見てみよう!ほうきからロボットの時代へ

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日本における掃除機の歴史

1899年、アメリカの「ゼネラルコンプレスト・エア&バキューム」という会社が空気のポンプを利用した「アップライト型真空掃除機」を発明しました。

これは高速回転させたファンを機械の中に発生した空気の遠心力で動かすことによってゴミやホコリを吸引するという原理で設計されており、今現在使われている掃除機の設計原理と殆ど変りません。

大正初期には日本にもこのアップライト型真空掃除機が輸入されていましたが、実際に購入できたのはごく一部の資産のある家だけで、庶民にはまだ遠い存在でした。

出典:pbs.twimg.com

その後1931年に、東芝の前身である「芝浦製作所」がゼネラルコンプレスト・エア&バキューム社のアップライト型真空掃除機をもとに、国産第一号の電気掃除機として開発したVC-A型という掃除機の販売を開始しました。

このVC-Aは日本で初めて開発して製品化された商品で、価格は当時の大卒初任給の6カ月分、110円でした。

VC-Aは、ゴミを吸うノズル部分とモーターが一体化しており、さらにそこには車輪が付いていたので、軽く力をかけるだけで掃除ができるように工夫されていました。

出典:nakaco.sakura.ne.jp

また掃除機を操作する持ち手部分は、使用者の使い方に合わせられるように角度が調整できるようになっています。

この頃の電気代は1kWが10銭だったので、1日に1時間掃除機を掛けると1ヵ月でおよそ45銭、現在の価値にするとおよそ4,500円程度でした。

このVC-Aは1937年に起きた日華事変によって生産が中断していましたが、1945年8月15日に第二次世界大戦が終結し、1947年には新型の掃除機が発売されました。

新型の掃除機はVC-Aに付いていた走行用の車輪をなくし、小型化・軽量化をしてVC-C型として発売され、1955年以降からは本格的な掃除機の普及が始まりました。

出典:www.ur-net.go.jp

1960年代から団地に移り住む人が増えたために、ほうきでゴミを外へ掃き出すことができなくなり、また絨毯も流行したので掃除機が広く知られるようになりました。

第二次世界大戦後には、先に西洋で普及していた掃除機ですが、1980年代には日本でもほとんどの一般家庭に普及し始め現代に至っています。



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