レトロな水銀から最新非接触体温計まで!体温計の世界

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先日、数年ぶりに発熱し内科を受診したとき、受付で「体温を計ります。そのままの姿勢でいてください。」と言われて、いきなり「???」となりました。そしたら、受付の方が、「おでこで体温を計ります。おでこにくっつける必要がないのでそのままの姿勢でいてください」と補足説明をし、おでこの前に器具を持ってきて、数秒でピッピッとしてくれました。「これは便利!買いたい!!」と思い、解熱後、リサーチをかけたおでこ式体温計をご紹介します。

 

体温計の種類

体温計には大きく分けて3通りの種類があります。今はほとんど使われないレトロなものから最新式のものまで。体温計も進化を遂げています。

水銀式体温計

水銀は、熱伝導率が非常によい物質でその性質を利用して作られたのが、水銀式体温計です。この体温計は、ガラスで出来ていたため、力をかけすぎたり、落としてしまうと割れて中の水銀が飛び出してしまいます。体温計に使用されている水銀は金属水銀で、無機水銀に比べるとその毒性はとても低いのですが、それでも無害ではないため取扱いに注意が必要でした。そして、実際の体温を計ることができる実測式であったため、約10分じっと脇の下に挟んでおく必要があり、手間がかかるものでした。

なぜ、脇ではかるの?

少し話はそれますが、体温を測るなら体のどの部分でも良いような気はしませんか?「脇の下に挟む」が支流で、しいて言うなら口の中、直腸にいれるのですよね。でもそれには、ちゃんと理由があるのです。体温を測るということは体温計に体の内部の熱が伝わらなければいけません。その伝わった状態を「平衡温(へいこうおん)」と言います。この平衡温になるのに約10分かかると言われています。そして、それは外気温の影響を受けやすい手や足だと正しく計ることが出来ないため、外気温の影響を受けにくい脇の下や口の中、直腸が良いとされています。

電子式体温計(サーミスタ式体温計)

脇の下に挟んで計ることができるというのは水銀式と同じですが、こちらは測温部に取り付けられたセンサで体温を測ります。今、販売されているものは1分程度で平衡温を予測したあと(予測式)、計測をそのまま続けていると実測できるものがほとんどです。タイマーが内臓されているため、時計とにらめっこしながら計らなければいけなかった点や耐久性があり取り扱いやすいという点で水銀式よりも優れており一気に普及しました。

赤外線体温計

筆者が病院で出会ったのはこの体温計でした。耳で計ることができるものと、おでこで計ることができるものがあります。人は普段から赤外線を出しています。その赤外線は体温が上がると多くなることが知られています。その原理を用いたのがこの体温計です。耳式体温計は、耳の奥に入り過ぎないように工夫された形となっており、それを耳の中に入れ、鼓膜から出ている赤外線量を計ります。おでこ式体温計は皮膚からでてる赤外線量を計ることで体温がわかります。また、おでこ式体温計は、直接おでこにあてることなく計ることができるので、非接触式体温計とも呼ばれています。直接触れることがないので衛生的ですし、数秒で計ることができるので、じっとしているのが苦手な赤ちゃんや小さな子どもさんに最適です。ただ、ほかの方法で計ることの出来る体温計と比べると誤差が生じやすいので、「目安」と考えたほうが良いかもしれません。

 

きになるおでこ式体温計 5選

ピジョン チビオンTouch(タッチ)

1秒で計ることができます。バックライトがついているため、熱があがりやすい夜の計測であっても、部屋の電気を付けずにすみます。画像はありません

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