家電好きなら持っておきたい資格「家電製品アドバイザー」とは?

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TV番組などでも家電の知識を持った芸能人などが情報を披露する昨今。お友達などでも家電に詳しくて話題を振りまく人がいたりして、家電の知識も個人の魅力になっています。しかし、その知識は詳しくない人にとっては特殊すぎて合っているのか、ただの知ったかぶりなのかわからないという状況もよくあります。では、その情報を本当に信じていいのか、判断するために大きな根拠となる資格をご紹介しましょう。

家電製品アドバイザーってどんな資格?

家電製品アドバイザーは一般社団法人家電製品協会が認定する一般資格です。同協会が認定する資格には他に電化住宅のスペシャリストを認定する「スマートマスター」と、家電の設置や修理のスペシャリストを認定する「家電製品エンジニア」があり、「家電製品アドバイザー」は家電の使い方や選び方を伝えるスペシャリストを認定する資格になっています。

家電製品アドバイザー資格は実際にどう役立つ?

家電製品アドバイザー資格は基本的に家電販売員のための資格です。そのため、家電に関する仕組みや使用方法はもちろん、販売や使用・廃棄にまつわる法律まで幅広い知識を求められます。ただ、家電と言ってもTVやパソコンなどの情報家電から白物家電まですべてとなるとその知識も膨大なもの。資格は大きく「AV情報家電」と「生活家電」の2科目に分かれています。

そのため、全ての家電を扱う小規模店舗はもちろん、販売分野が決まっている大型家電販売店でも販売員には持っていて欲しい資格です。実際に販売するとなれば販売員の知識や言動には全幅の信頼を置きたいもの。本当に信頼していいかはこの資格を持っているかどうかで判断するといいでしょう。また、訳知り顔で家電を語る友人などでもこの資格を持っているかどうかでその発言の信頼性が変わってくるに違いありません。

なお、資格の有効期限は取得から5年間。資格取得後の技術や製品の進化にまつわる「資格更新学習」を行い、更新試験をクリアしないと更新できないので、最新の状況についても知識が誤っているということはありません。

資格自体の信頼性。認定機関の「家電製品協会」ってどんな組織?

家電製品協会は日々進化する家電製品の安全性向上やアフターサービスの充実、製造物に関する責任、エネルギー・資源対策などの諸問題を協議するために設立された協会で、1973年に結成された「家電製品協議会」から始まっています。その組織を構成しているのは大手家電メーカーの役員や大学教授などです。業務としては前述の諸問題に対する協議と共有、働きかけなどで、家電廃棄時に必要になる「家電リサイクル券」を発行している団体といえば少しは馴染みがあるかもしれません。

さらなる上級資格「エグゼクティブ等級」って何?

「家電製品アドバイザー」と「エンジニア」の試験高得点取得者に向けて2013年9月試験から新設されたのが「エグゼクティブ等級」です。これは拡大する両資格所有者に対し、全体のレベルアップとリーダー育成のための施策で、一般の資格取得試験時に「アドバイザー」で180点、「エンジニア」で170点以上の点数で合格すると認定されます。合格時に点数に満たなかった人も「エグゼクティブチャレンジ」と呼ばれる認定試験を合格することで取得が可能です。このエグゼクティブ等級には「ゴールド」と「プラチナ」があり、「AV情報家電」と「生活家電」の両方で「ゴールド」を取得した人に与えられるのが「プラチナ」になっています。これらの等級を取得すると認定証が付与されるほか、特別仕様の「名刺シール」と「カードホルダー」を購入できるようになるので、資格表示時にさらなる信頼性を与えることができます。

取得するにはどうするの?

資格を取得するためには年2回行われる試験に合格する必要があります。その取得までの道のりを追って説明します。

必要な知識や技術はどんなもの?

家電製品アドバイザーというと家電の知識が重要に思われがちですが、実は販売時に顧客のニーズを聞きだすための手法や接客マナー、販売時に必要になる法律知識なども重要なポイントです。そのため、製品の情報だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。また、修理や設置を行う人たちのための資格として「家電製品エンジニア」がありますが、顧客と最初に接する販売員にも故障の状況や設置するための手回しをするために技術的な知識も求められます。いざ販売して、現地でエンジニアたちが困ってしまうのでは問題があるのです。

なお、試験はマークシート式で「アドバイザー」、「エンジニア」ともに実技試験はありません。合格点は「アドバイザー」で200点満点中140点、「エンジニア」で120点です。

試験の開催場所や日程は?

「アドバイザー」試験は原則として3月と9月の第一日曜日、およびその3日後の水曜日に行われます。しかし、不安だからと言って両方の日程で受験することはできません。「エンジニア」試験は日曜日のみなので、日曜日に「エンジニア」試験を受け、水曜日に「アドバイザー」試験を受験するのは可能です。また、「AV情報家電」と「生活家電」の2科目を同日に受験するのも可能になっています。試験の開催場所は日程ごとに異なり、全国20~30ヶ所の市民会館や商工会議所、大学構内などで行われています。

申し込むには?

受験申請は「家電製品協会認定センター」のホームページから「マイページ」を作成して行います。受験料は「家電製品アドバイザー」で「AV情報家電」「生活家電」「CS・法規」の3科目受験で15,410円。「AV情報家電」「生活家電」どちらかを除いた2科目で9,230円、過去1年間に合格して免除科目がある場合の2科目受験で12,360円、1科目受験で6,180円です。申込期間は3月試験が12月1日~1月25日、9月試験が6月1日~7月25日になっています。

<参考URL>

【家電製品協会認定センター公式HP】http://www.aeha.or.jp/nintei-center/

【家電製品協会公式HP】http://www.aeha.or.jp/



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