冷蔵庫には温度差がある!最適な使い方で食材を長持ちさせよう

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冷蔵庫というのは、もはや必須の家電製品の1つです。食品を長持ちさせ、新鮮なまま食べられるのは冷蔵庫があってこそ。最近では大容量化、多機能化が進んでいますし、ますます便利になっていますね。ですが、冷蔵庫における基本的な知識がないと、せっかくの便利さも台無しになってしまうかもしれません。冷蔵庫の常識について、改めて見直してみましょう。

冷蔵庫は常に一定の温度……じゃない!食品ごとに保管場所を考える

冷蔵庫というのは一般的に3度~5度の状態で保たるものです。ただ、それが冷蔵庫内すべてに通じるわけではありません。たとえばドアポケット。開け閉めする場合、どうしても外気に触れやすいですし、冷却装置から最も離れている場所です。当然、温度は上がりやすくなっていますから、一般的な指標よりも温度は高くなりがちでしょう。また、冷蔵庫の下部に設置されていることの多い「チルド室」は、もっと低い温度になっているものです。

卵を置いてはダメ?勘違いされがちな「ドアポケット」

冷蔵庫の扉側にある「ドアポケット」。一般的な冷蔵庫では、温度の上がりやすい場所になっていて、使い方には注意が必要となります。ドアポケットに置かれやすい食品の代表例が「卵」です。ですが、ドアポケットで卵を保存するのはオススメできません。頻繁に開け閉めされるため、振動のせいで殻が割れやすいからです。卵の殻には呼吸のための「気孔」という小さな穴があります。温度変化が激しいドアポケットでは、結露で呼吸を止めてしまったり、雑菌が入り込んだりする原因となるからです。また、温度が高くなりやすいため、「牛乳」の保存も向きません。卵は温度変化の少なり冷蔵庫の棚の奥に、牛乳は低温が保たれる棚の下側に保存するといいでしょう。ドアポケットは、塩分を多く含むケチャップやドレッシングなどの調味料、あるいは酢の物のような腐りにくい食品を優先して入れるのに向いています。また、少量しかないもの、使用頻度が高いものなら、ドアポケットでの保存でも十分に間に合うでしょう。

下にいくほど冷たくなる!チルド室には腐りやすい食品が向く

冷蔵室の下部に設置されていることは多い「チルド室」ですが、ここは他の場所よりも温度が低くなります。およそ0度~-1度という、食品が凍る直前の状態で保存される場所です。そのため、腐りやすい食品、鮮度の落ちやすい食品を保存するのに向いています。低温では発酵も抑制されますから発酵食品を置くのもいいでしょう。他には練り物や生タイプの麺類、魚介類や肉類とも相性が良いです。チーズやバター、ヨーグルトなどの乳製品の鮮度を保つこともできます。ただし、水分が多い食品は凍ってしまう場合もあるため、注意が必要です。

何でも突っ込んではダメ!「冷蔵室」の使い方

冷蔵室の棚部分が保存場所に適しているのは、「常備菜」です。調理済みの食品をタッパーなどに入れて保存するなら、冷蔵室が一番でしょう。また工夫すれば野菜の保存などもできる場所です。ただし、大型の冷蔵庫で「野菜室」がある場合はそちらを利用することをおすすめします。その名の通り、「野菜」に適した保管場所として温度や湿度が設定されているからです。通常の冷蔵室で野菜を補完する場合は、温度の低くなりにくい手間側に置いたり、乾燥を防ぐために新聞紙やラップに包んだりするのが重要です。ですが、野菜の中には常温保存が可能であったり、適していたりするものもあります。野菜と一括りにして考えず、それぞれに合った保管方法を考えると、冷蔵庫の中もスッキリするはずです。

野菜や果物でも向かないものがある「野菜室」

「野菜室」というくらいだから、野菜は何でも入る……というわけではありません。通常の冷蔵室よりも温度と湿度が高めに設定されているため、野菜の保存に向いているのはたしかです。ただ、そもそも冷蔵での保存が向かない野菜や果物も存在しています。たとえばじゃがいもや玉ねぎ、ニンジンといった根菜類は冷暗所(日の当たらない涼しい場所)での保存が基本です。またリンゴやキウイ、桃といった果物も注意が必要です。それ自体は野菜室での保存ができますが、「エチレンガス」という野菜や果物の成熟を促す成分を放つからです。生育が早まるというのは、要するに腐敗が進み、傷みやすいということ。ですから、そうした果物を保存する場合は、きちんと密閉容器に入れるなどの工夫が必要です。

詰め込み過ぎはダメ!適切なスペースを確保するのを忘れずに

少し意識を変えるだけで、食品を長持ちさせることができるでしょう。適切な使い方をしてこそ、真価を発揮するのは何でも同じです。ただ、冷蔵庫を使う上で何よりも気を付けるべきなのは、ものを入れ過ぎないということでしょう。ここまでご紹介してきた保存方法は、あくまで適切な内容量が保たれている場合の話。冷蔵庫の中がいっぱいになっていると、冷却能力が低下してしまい、思ったように食品が冷えなくなってしまいます。当然、鮮度は落ちやすくなりますし、腐る可能性も上がってしまうはずです。不要なものは買い込まないようにして、スマートな冷蔵庫の利用を心がけましょう。




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